リベンジマッチを見て思う事

人間とコンピュータの勝負にフェアなんて無理。

 

人間はコンピュータになれないし、

コンピュータを人間にしても面白くない

(そのルールだとコンピュータが弱過ぎて勝負にならない)

だから人間の一番力の出るルールでやるのが一番なんじゃないのかな。

棋士が有利だって行っている人も第2回将棋電王戦を基準に書いている訳だし

第2回をベースに有利不利って言うならわかるけど、

まるで人間対コンピュータの平等なルールが第2回だと思っている人が多いのに驚いている。

そして仕方のない部分もあるけど、1局の重みがまるでお城将棋並な事も気になっている。

1局の重みを重くしている人(開発者除く)の方が羽生さんの登場を待っているようだけど、

そう言う状況だから出にくいんじゃないのかとも思う。

公式戦より大事と思っている人も多いようだけど、

プロ棋士からしたらやっぱり余興だと思うけどなぁ~。

勝った所で2,3仕事貰えるだけってのは阿部五段を見ればわかる訳で。

 

「羽生さんを出せー(開発者を除く)」

「命懸けで戦えー」

って言っている視聴者が電王戦の寿命を一番縮めているのではと思ってしまう。

 

個人的には出たい人を募ってトーナメントやれば良いと思うんだけどなぁ~。

タッグマッチやるお金があるならそれぐらいできると思うし、

新鋭、ベテラン、女流、なんでもあり、アマチュア(ウォーズで予選をやるとか)の

5人対5ソフトで対局するとか…。

人間の進歩よりソフトの進歩の方が早いのはここ30年で分かっているのだから

通算の成績ではなくてさ1局1局を楽しみましょうよ。