つい最近、live shell proを使ってニコ生をする機会があったのですが、
これと言った資料がなかったので、自分で作ってみます。
まずlive shell proとはなんぞや?と言う話ですが、
ビデオカメラの映像をインターネットを使ってUstreamやニコ生に送る機械となります。
接続経路はこんな感じ
ビデオカメラ→HDMI端子→live shell pro→インターネット(有線・無線)→配信サイト
良い点はlive shell proさえあればすぐ配信ができる点でしょうね。
今回はそう言う配信ではなかったのですが、カメラにlive shell proを固定してその上にポケットWifiを置くことによってリアルタイム外配信も可能です(最近だと携帯電話でもできますけどね…)。
後、最近だと高性能な携帯電話でも配信は可能ですが、三脚やズーム、録画しながら(多分できる筈)の配信も可能な事でしょうか。
実際に配信に使った機材はこちら(全てレンタルです)
また、Wifi以外は全てビデオエイペックス様からお借りしました
(Wifiも取り扱っているのですが、在庫切れでした。)
○live shell pro
実売価格は5万円を超えるが、レンタルなら4,000から5,000円で借りれます。
これがないと始まりません。
○ビデオカメラ(HDR-XR550V)
こんな事を言うとSONYさんに怒られてしまうかも知れませんが、
HDMI端子があれば何でも問題ない感じでした。
と、言うのもニコ生の配信帯域が384kbpsしかなく、
それに対してHD画質はハイスペックすぎるのです…。
Ustreamのような高帯域が使えるようだと話は違うかも知れません。
○ワイヤレスマイク(ECM-HW1)
配信内容が講演の中継だったので大成功でした。
レクチャーテーブルの上に置かせて貰ったのですが、
これが音を良く拾ってくれました。
レクチャーテーブルで講演を聞くことはできないので
今回の配信で一番うまくいった点ですね。
○三脚(CX-444)
折角ちゃんとしたカメラを使うのであればと言う事で三脚も借りました。
予算と会場の状況にもよりますが、もうワンランク上でも良かったかな。
○ノートPC
無線LANに繋がればいいので詳細割愛。タブレットでも代用可能
○ポケットWifi
配信補助用に使ったので、ニコ生が見れるレベルならなんでも良かったです。
配信用(live shell pro用)に使うなら最大配信速度に気を使う必要があります。
また長時間配信で帯域制限がかかりそうなら複数借りる必要もあります。
●配信時の失敗談
1.配信中にデモ画面に入ってしまう
「SONY~」と出て来て汗かきました…。
原因はlive shell proを使っている時に録画をしている訳ではないので、
ビデオカメラから見ると操作なしと捉えられてしまう事で
パソコンで言うスクリーンセイバー画面に移動してしまう為。
回避策は設定の変更でデモ画面に飛ばないようにするで行けます。
2.画面が揺れる
三脚と配信箇所の都合で机の上から撮影していたのですが、
机が四脚ではなくL字型(前側から足が出ている)になっていた事もあって
微少な揺れがどうしても発生してしまいます。
ズーム撮影をしていたので、その揺れの影響が大きかったです。
もっと大きな三脚を借りて地面から撮影すれば良かったかなと。
●接続方法
上にも書きましたが、当日の接続方法を簡単に書いておきます。
・ビデオカメラ→HDMI→live shell pro→インターネット(有線)→ニコ生(配信)
・ノートパソコン→インターネット(無線(ポケットWifi))→ニコ生(視聴)
・上記ノートパソコン→上記Wifi→Dashboard(配信設定)
書くまでもないですが、カメラ自体の設定は
カメラ+三脚+ワイヤレスマイクとなります。
最後になりますが、電源とインターネットの状況によっては
折角機材を用意しても配信できない事もありますので、
その部分のチェックは念入りにお願い致します。
以上